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今日の福ちゃんは、お猿のインフルエンザ予防接種の事で、頭がいっぱい・・・だった。

今朝は、10時前に起き、で、部屋は、真っ暗・・・。

最近、遮光カーテンを買い替え、何時になっても、部屋に日差しが入らない・・・。

ハハハ。

まだまだ寝れる・・・と思いつつ、起きて、カーテンを開けると、ピカピカ天気。

しかも、暖かく、お出掛け日和!って感じで、福ちゃんは、かなり、ヤレヤレヤレヤレ・・・と思った。

が、起きる直前に、かなり怖~い夢を見ていて、それを引きずっていた。

お猿と、福ちゃんのお父ちゃんが、元気な状態で、登場。

で、福ちゃんに、福ちゃんには内緒で、我が家を数千万円で売ったから・・・と言う。

それを聞いた福ちゃんは、夢の中で、大慌て。プラス、大激怒。

そこへ、やくざ風の人が複数現れ、福ちゃんを家から追い出そうとする・・・。

と、そんな場面で目が覚めた。

起きて、お猿に、夢の内容を話しながら、福ちゃんは、「家は、売らないから!」「どれだけ、ボロボロな家でも、家を売ってしまえば、全て無くなってしまう訳だから・・・」な~んて事を言うと、お猿は、分かっているのか、何なのか、黙って頷いていた。

今日は、かなり、1日の流れを変更し、夕方のインフルエンザ予防接種に向け、集中。

3時前迄に、お猿の諸々を終え、お猿を車椅子に乗せ、3時半に、福ちゃんの主治医のクリニック前まで、バス移動。

今日のバスの運転手さんは、めっちゃ、素晴らしい人だった。

これまでの運転手は、皆、車椅子介助を福ちゃんにやらせていた。

が、今日は、「全て、こちらでやりますから!」と言って、福ちゃんは見ているだけ・・・。

でも、降りる時に、「すみません・・・」「シートベルトをし忘れていましたぁ」「デヘ・・・」と言う。

「う~ん・・・」と思ったが、何も支障なかったし、乗車中も、福ちゃんに、「車椅子が、揺れませんか?」「大丈夫ですか?」「何かあれば、直ぐに言って下さい」と声掛けをしてくれていたので、許せた。

と言うか、そんな事すら気にならない程、めっちゃ、良い運転手さんだった。

無事にクリニックへ着くと、そのまま、診察室の奥へ通された。

待合室は、狭いから、車椅子のお猿と、ペチャクチャと煩い娘猿は、別室へ・・・と言われた。オホホホ。

お猿の検温をしたら、な~んと、37度2分!

家で測った時は、36度8分だったので、再度、検温をお願いした。

せっかく、ワッセワッセとお猿を連れて来たのに、微熱で注射をされず、追い返されるのは、とても嫌なので、再度の検温時に、福ちゃんが多少細工し、ハハハ、どうにか微熱も無く、お猿様は、「インフルエンザ予防接種が公費で可能ですよ!」って事で、福ちゃんの主治医に注射をしてもらった。

で、その前に、注射を待つ福ちゃんの元へ、看護師さんが、慌てて、お猿の問診票を持ってやって来た。

「娘さ~ん(この場合、福ちゃん)」「ここ、直して下さい!」と言われ、「ん?」と思った福ちゃんに、看護師さんが、笑いながら説明。

お猿の問診票に、注射を受けるにあたり、医師から、説明を受けるか、否かって箇所があり、福ちゃんは、「不要」とした。

だって、脳の壊れたお猿に、説明をされても、理解出来ないし、福ちゃんの主治医は、いつも、忙しいし、そんな時間、申し訳ないし・・・って配慮。

でも、看護師さんが言うのは、この場合、理由がそうであっても、「必要」にしないと、受けられません!って事で、「えへへへへ」と頭をかきながら、福ちゃんは、必要の方へチェックした。

が、実際には、脳の壊れたお猿には、理解出来ないので、福ちゃんの主治医が説明をする事は無く・・・。

福ちゃんが、注射を待っている間、「お猿ぅぅぅ」「今から、風邪を引かない様に、注射、しますよ!」「しますか?」と聞くと、お猿は、「はい・・・」と言っていた。

次に、「注射をすると、熱が出たり、注射をした場所が痛くなったり、体調が悪くなる事もありますよ」「良いですか?」と聞くと、お猿は、「はい・・・」と返事。

で、しばらくして、福ちゃんの主治医が登場し、初対面のお猿に、「こんにちは!」「今から、注射しますよ」「良いですか?」と言うが、お猿は、無言・・・。

そんなお猿に、福ちゃんは、「こら!」「お猿!」「返事!」と言うが、初対面の人に、お猿は、口を開けない・・・。

で、福ちゃんの主治医は、仕方ないので、「まあ、説明しましたぁって事で・・・」と、お猿に、「ブス!」と注射をした。

一応、福ちゃんは、注射をされているお猿に、「市内で、一番、注射の上手な先生だから・・・」と話し、福ちゃんの主治医をよいしょした。

ハハハ。

お猿は、泣く事もなく、ハハハ、そのまま、無言・・・。

初めてのクリニックに行かされ、知らない顔ばかりで、かなり緊張していた様子だった。

で、お猿の後に、福ちゃんが注射となり、かなり痛かった!

そのまま、30分待ち、支払いを終え、帰宅・・・となったが、次のバスまで、30分待ち。

なので、歩いた方が早いと思い、福ちゃんは、お猿の車椅子をワッセワッセと押し、野を越え、山を越え、谷を越え、で、バスより早く家に着いた。

車椅子を押しながら、福ちゃんは、「今日は、激しい運動をしないように!って事だけど・・・」「これって、かなり激しい運動だろう?」とブツブツ・・・。

お猿は、お猿で、「福ちゃん・・・」「疲れたぁぁぁ」とか言いやがる。「お猿は、車椅子に座っているだけだろう!」「疲れているのは、福ちゃんなんだよ!」と言うと、お猿は、無言・・・。

と、かなり疲れたが、今年も、無事、インフルエンザの予防接種を終えられ、福ちゃんは、ヤレヤレヤレヤレヤレヤレな気分。

何かさぁ、たかが、インフルエンザの予防接種で、こんなに段取りしなければいけないのか?と疑問。

プラス、この気分って、きっと、犬の飼い主の狂犬病予防接種みたいな感覚だよなぁと思ったりもする。

確かに、高齢者のインフルエンザ予防接種は、強制ではなく、任意ではあるが、でも、施設利用をしている限り、「我が家は、受けません!」では通らない。利用者としての「常識」と言うのか、「モラル」は厳守!しないと、結果として、受けない事で、諸々の問題が生じる。

と、そんな弱味につけ込み、「認知症は、公費は使えない!」と言い切る、今のお猿の内科主治医・・・。

ふむ。

そんな諸々を含め、来年は、もう少し、楽に・・・と願うけどね。

今日は、バスを待っている時に、近所の女性が、お猿に声を掛けてくれた。

福ちゃんには、初対面の人で、近所なんだけれど、お猿の脳が壊れてから、お猿を見るのは初めてだと言っていた。

それまでは、お猿が、お宅にお邪魔したり、親しくしていたらしい。

その人のお母さんは、在宅で、今年、101歳で、亡くなったと言われた。

お猿も、脳が壊れるまで、お宅へ行っては、色々と励ましたりしてた・・・とか何とか・・・。

で、福ちゃんに、お猿を101歳まで生かして上げて・・・と言う。

その言葉に、「え~ぇぇぇぇぇぇ」と、かなりのけ反った福ちゃん。

そんな話を聞いていたお猿に、福ちゃんが、「お猿は、来月、誕生日だけど、何歳になる?」と聞いた。

お猿は、堂々と、「ひゃくしゃい・・・」と言うので、福ちゃんは、遠慮無く、「豊田真由子さん」となり、「違うだろう!」「馬鹿か、お前は!」と言って差し上げた。

近所の女性は、福ちゃんに、「豊田真由子さんになっては、ダメよ・・・」「介護には、その手は使えないから・・・」と言っていたが、我が家では、「その手」しか使えない・・・。

うへ。

と、本日も、「子連れ狼」みたいな、「お猿連れ鬼!(福ちゃん)」は、キコキコと、車椅子をならし、100歳まで生きると宣うお婆(この場合、お猿)を連れ、あっちの病院、こっちの病院と、彷徨っていた。

嘘。

時代劇な母娘猿に、温情の手を差し伸べてくれた、バスの運転手と医者に、本日は、感謝が尽きない・・・でござる。
福ちゃん
Posted by福ちゃん