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数日前から、雪模様・・・。

今朝は、福ちゃんが起きる9時過ぎになっても、家の前の大通りが渋滞している・・・と思ったら、かなりの凍結だったらしい。

お猿が修学旅行に出掛ける時は、既に、「通常」に戻っていたけど。

そんな寒い中、お隣のYさんが、娘さんの結婚式の為、戻って来た。

Yさんは、結婚し、違う地域に住んでいるけれど、Yさんの娘さんは、「そこ」を離れ、「こっち」で就職。で、先日、「こっち」で結婚をされた。

新婚旅行中、猫の世話を頼まれ、Yさんの帰省となった。

今日、夕方、Yさんが、我が家に来てくれて、我が家の介護話と、Yさんの介護話をExchangeした。

Yさんは、お母さんを介護中。

Yさんは、施設で、お母さんの看取りに移行中ではあるけれど、それはそれで、受け入れられない気持ちや、迷いがあり、辛い・・・と、涙目で、話してくれた。

「寝たきりで、食事も口から摂れない、どうにもならない母は、死にたいと思っているのかも・・・」「でも、死なせて上げられない自分って、何だろう・・・と思ったり・・・」って感じの内容も。

「餓死はさせたくないし・・・」とも。

その言葉は、福ちゃんには、とてもよく分かるなぁと思った。

お猿が、5月に、重度の脱水症になり、死にかけた時、PEG(胃ろう)にすべきか・・・と悩んだ時を思い出した。

その時、福ちゃんは、「餓死はさせたくない・・・」って思いが強く、結果、PEGを選んだ。

まだ、お猿は、口から、食べられるのに・・・、そして、食べたいと言うのに、経口摂取量が少ないから、脱水症(プラス、飢え)で死ぬのは、「福ちゃんの倫理」では、かなり納得行かないなぁと思えた。

現時点でも、お猿のPEGは、福ちゃんにとって、ベストな選択だったと感じている。

で、今日、Yさんの話を聞きながら、「あ~ぁぁぁ」と思った事があった。

福ちゃんにとっては、多少、新しい発見かなぁと思えた。

人間って、どんな状態・状況であれ、本当に死にたいと思っている人はいないのだろうなぁって。

本当に死にたい、いや、死んでも良いなぁと思える時は、「心から、自分の人生に満足を感じられている時」なんだろうなぁと。

言い換えれば、感謝しか感じられない時・・・。

それが、人間の「死」である気がした。

世間では、死に方や、死に至る経緯で、その人の人生を語るけれど、実は、そうではなく、「どんな死に方であれ、人間とは、皆、平等に、死ぬ時・死ぬ瞬間には、感謝で満たされている」のかも・・・って感じた。

なので、感謝で満たされない内は、死ねない・・・って事でもあるのだろうなぁ。

酷い亡くなり方で、生きている人間が、死んだ人の気持ちを想像し、恨みや、無念とか、そんな類の事を言う人もいるけれど、福ちゃんには、本業柄なのか、そうではなく、どんな死に方であれ、それまでの人生に感謝を感じ、人間は、亡くなる・・・と、改めて、今日、Yさんと話しながら感じた。

なので、寝たきりだから、意識が無いから、動けないから、食べれないから、話せないから、だから、本当に死にたい・・・と思っている人って、絶対はないのだろうけれど、少ないと思うなぁ。

死期って、自分の意志で選べる気もするし・・・。

感謝で、「これ以上、生きていても・・・」「もう、十分、生きました」「感謝、感謝」って感じの気持ちとなった時、人は、死の準備に入り、人間としての生涯を終えるのかも?と思えて。

で、そこで、福ちゃんは、更に思った。

この辺りが、本日の新たな気付き・・・。

お猿は、まだまだ、死ねないなぁぁぁと。

アハハハハハハハ。

お猿は、福ちゃんに、感謝の「か」の字もないのか?と聞かれて、「無い!」と一言。

プラス、福ちゃんに、「お礼も言えないのか?」と言われると、お猿は、「お礼」と一言。福ちゃんが言ったそのままをコピーしているだけ。

トホホホホ。

早く、感謝で満たされて欲しいもんだなぁぁぁ。

近所の親しかったおじちゃんが、88歳で亡くなったと、今日、Yさんから聞いた。

おばちゃんは、10日前に、ゴミ出しの帰り、お猿の様子を見に寄ってくれたけど。

その時に、おばちゃんは、「おじさん(この場合、おばちゃんの旦那)は、もう、口から食べれないから、点滴だけで生きている・・・」と言っていた。

それを聞いて、福ちゃんは、内心、「そうか・・・」「おじちゃんは、年内か、新年早々に亡くなるのかなぁ」と思った。

で、3日前に亡くなったとの旨を、Yさんから、今日、聞いた。

夜、今日の新聞を見たら、「お悔やみ」におじちゃんの名前があった。

おじちゃんが亡くなり、高齢で独りとなったおばちゃんの事が気掛かりだけれど・・・。

でも、おじちゃんは、感謝で満たされたから、「そろそろ、その時・・・」と、人間としての生涯を終えたんだなぁと、福ちゃんは、Yさんと話しながら感じた。

そして、その後、福ちゃんは、誰からなのかは全く分からないけれど、「潮満ちて、船出の時」って言葉を、「誰か」から感じた。
福ちゃん
Posted by福ちゃん